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令和の狛犬
狛犬は、悪い気や悪い霊が入ってこないようにするための魔除けのためのもので、邪気を祓い、神前を守護する意味があるそうです。
狛犬は一対で、それぞれの口元は「阿吽(あうん)」の形を表しています。「阿」は口を開いて最初に発する音であり、「吽」は口を閉じた時の最後の音であり、阿吽は「初めから終わりまで」を意味し、万物の始まりと終わりを象徴するものとされていたそうです。
人は生まれた時、おぎゃーと口を開き最後の時は静かに口をつむりその時を迎えますが、これも言われです。また阿吽の呼吸とは息がぴったりと言う意味もこれなんです。
瀬戸・美濃の窯業生産地を中心に陶製の狛犬が神社などに奉納されていました。瀬戸市域の窯跡での出土例から14世紀末には製作されていたことが知られています。
こうした伝統を継承し令和元号にふさわしく環境にやさしいをモチーフに精製された窯業原料を使用し、焼かずに調湿機能を持った全く新しい狛犬として出来上がりました。
調湿(ちょうしつ)とは空間の湿度を調整することを指します。湿度が高い時には空気中の水分を吸い込みます。逆に湿度が低い時には水分を吐き出して空気中の湿度をコントロールする機能です。
湿度の変化で狛犬の一部の色が変わります。
玄関、リビング、オフィス、お子さんの勉強机などのアクセサリー、置物として湿度の変化を観察してみてください。
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